・試験当日の周りの雰囲気
・独学で頼る人がいない中での面接対策
・実際の面接の質問
一次試験
さあ、公務員試験当日です。
私は地方公務員上級を受けました。
一次試験が筆記試験(教養科目+専門科目+小論文)でした。
筆記試験というのもあって、そこまで外見を気にしていない人がちらほら。5年経った今でもはっきり覚えているくらい衝撃だった服装(全身緑のジャージ)の人もいましたが、大体がスーツでした。オフィスカジュアルみたいな服装の人もいました。新卒よりも社会人の方が多かったような印象です。(個人的に)
基本的には知り合いがいない人の集まりだったので、休憩時間とかも静かだったのですが、友達同士で受けている人たちが、試験後答え合わせしているのが嫌でした。間違いに気がついた時のダメージって大きくないですか?「まじか、そこ迷って間違ったほうにしちゃったじゃん…」とテンションがた落ちなので、音楽聴いたりすることをおすすめします。
小論文はオリジナルの用紙に回答するパターンでした。しかもマスじゃなく、ただの行。え、だる。と思いながらも体裁を整えて書きました。確か3つくらいのテーマを混ぜ込んで、どういう街にしたいかみたいな内容だった気がします。てきとーに答えました。さっさと書いて寝ている人もいましたね。(教養科目、専門科目のときも)
衝撃的な記憶の緑のジャージの人も最終的に合格していたので、筆記試験の時はあまりひととなりを見ていないかもしれません。私のところがたまたまそうなだけなのか、それとも緑のジャージの人はすこぶる成績が良かったのか…真相はよくわかりませんがね(笑)
過去の試験結果(倍率)を見ていて、一次試験で落ちる人は少なかったのでなんとか大丈夫だろうと思っていましたが、落ちた時のために並行して民間の就活も進めていました。正直言って、新卒カードは強いので、民間の内定もキープしました。そう、新卒カードは強いんです…(新卒から公務員にならなくても良かったとあとで後悔することになるとはこの時の私はつゆ知らず)
面接対策
ジョブカフェで面接対策(無料だよ!)+民間の就活で面接を実践で面接対策していきました。
ジョブカフェについては大学で知って、自分でジョブカフェ(ハローワーク)に行って、面接練習してもらっていました。担当してくれた方が本当に親身で優しくて、利用して良かったと思っています。3回くらい見てもらった気がします。撮影して、それを一緒に見て改善していきました。あまり悪いことは言われず、「ここ良かったよ!」「全体的にいいよ!」とよく褒めてくれて、自己肯定感が上がりました。内定した時に報告しに行ったんですけど、自分のことのようにすごく喜んでくれて嬉しかったなあ。
あとは実際に民間の就活で受けていって、本番の空気感を味わって、場に慣れていくようにしました。民間就活することでもしもの保障もできるし、民間就活して良かったと思っています。「公務員になりたい!公務員一本でいく!」っていう同級生もいたけど、結局落ちて、就職浪人することになっていたので。公務員にしかなりたくない!という熱い思いがあるなら、その道でも良いと思います。私は、お金を稼がないと。浪人なんて絶対考えられない。何が何でも就職する!と思っていました。
二次試験
さて、二次試験の日です。
面接官3人と私。人事系が2人、福祉職の人が1人の構成。二次試験は個別面接30分。私は真ん中くらいの順番。30分もかからない人が割といて、「優しかった、楽しかった」という人もいれば、「圧迫だった…」と言い合っている人たちもいて、緊張度が増す。
私が受けたいと思ったのは縁もゆかりもない地域(住んだこともないし、友達・知人すらいない)。やっている施策、もっている施設が面白そう、ここで働いてみたいなと思った、ただそれだけの理由です。「なんでここ受けたの?」「地元や、大学のあるところじゃない理由は?」と聞かれるだろうと思って、そこの対策していたら、全く聞かれませんでした(笑)
学生時代はそれなりにいろいろやってきたので、強みはたくさんある!いける!と思って、挑みました。結果的には、30分間終始圧迫面接でした。え?心折れるんだけど?何言われても笑顔で返せと心の中で言い聞かせながら臨みました。
面接の内容(聞かれたことについては以下の通り)
・受験理由
・自分の長所と短所(深く掘り下げ)
・入庁後何を活かせるか(深く掘り下げ)
そうなんです、この3つだけでした。すごく深く掘り下げられて、30分間があっという間でした。
〜を経験、自分はこれらができる。実際の業務にはこういうことが活かせる。ストレス耐性ある。みたいなことを笑顔で返しました。ボランティアや実習、サークル(地域の方と協力)、卒論研究、リーダー経験(バイトリーダーやボランティアリーダーだった)など、大学4年間で頑張ったことを絡めながらアピールしました。
何言っても、「〜じゃ難しいですね」とか、「だから?」みたいなことを言われて、とにかく何言っても否定されて、どうしようと内心パニックでしたが、私、緊張するともともと笑っちゃうタイプなので、何言われても笑顔で返してました。
あとで同期に面接のこと聞いたら、みんな圧迫だったと言っていたので、圧迫だったから落ちたと落胆する必要はないです。ちなみに、全然圧迫じゃなかった!と試験会場で言っていた人たちは(私の代は)全員落ちていました。
ちなみに成績開示したら、一次試験は真ん中よりちょっと上で、二次試験は1位、総合順位も1位でした。私事ですが面接無敗記録を樹立しました。また1位だったことでもしや面接得意なのかもしれないと自信がつきました!(すぐ調子に乗る)
ということで、全く縁もゆかりもないところでもアピールしだいで受かります。逆に言えば、地元だからと言っても油断ならない状況です。いくら地元愛に溢れていても、臨任で経験あっても、何度も落ちたと言っていた同期もいました。
自分最強!!!の精神で面接に臨みましょう。
公務員試験編はこれで終わりです。思い出したことがあったら、少しずつ文中にこっそり追加していきます。
公務員の実際の業務については、辞めてからまとめようと思っています。
では、また☺︎